「ほうれん草」 うんちくイロイロ

 

 最近なんでも物が高い・・・ 

旬のものを地産地消(なるべく・無理しない程度に・・・)で食べるっていうのも、物価高対策の一つかなーと思って頑張っています(^^

 

献立のポイントは二つを意識して作っています
①食材は手に入りやすいもので、食べ応えあるもの、値段が安いもの

②料理は、材料少な目で、手順が簡単で、手間がかからない、簡単な料理なもの。保存がきけばなおいい

  

 

今回作ったのは、ほうれん草の料理です

ほうれん草も安くなってきましたねー

 

ほうれん草は葉物野菜の中では、とてもたくさんの栄養素があります

 

 

【ほうれん草のよいところ】 

 ・鉄分など女性に効果的な栄養価がたくさん含まれている

 

 

【ほうれん草の栄養】

  ・ビタミンA,ビタミンC、カロテン、ビタミンB群、葉酸、鉄分など栄養素が多い

 

 

【ほうれん草の美味しい食べ方】

・ビタミンEを含むナッツ類や植物油を一緒に摂ると抗酸化作用が高まります

 

 

 

 

 ただし、有効な成分も、茹で方一つで減ってしまうので注意が必要です



【ほうれん草の下処理】

・アクがあるので、塩を入れたたっぷりの熱湯に茎から入れて、1~2分ほど茹でる ※茹でる前に切らない

・下茹では、ビタミンCが流れてしまわないように、短時間で引き上げて、水で冷やす時も長時間漬けない

・レンジを使う場合

1) 5~6㎝幅に切る

2) 耐熱容器に入れて、ふんわりラップをしたあと3分30秒レンジにかける

3) 別の入れ物に水を入れて、ほうれん草を浸す。何回か水を入れ替える

4) 粗熱が取れたら、水気を切って絞る

 

 

 

  さて、今回はほうれん草を使って簡単に手をかけず、材料少な目で出来る料理を作りました

 

【メニュー】 

1.      ほうれん草と厚揚げの炒め煮

2.      豆腐とほうれん草の卵とじ煮

3.      ほうれん草、ゆで卵、ベーコンのグラタン

4.     ほうれん草と豚肉と卵の炒めもの

5.      ほうれん草と人参のナムル

 

 

 <ほうれん草と厚揚げの炒め煮>



◆材料(2人前)

ほうれん草、厚揚げ、ニンジン、ショウガ、醤油、砂糖、みりん、オイスターソース、片栗粉、ごま油

 

 


 

◆作り方

1. にんじん(二分の一)は皮をむき、長さを半分に切ってから、幅1㎝の短冊切りにする。厚揚げ(200g)は半分に切ってから、横に幅1㎝にきる。しょうが(二分の一かけ)は薄切りにする

2. 鍋にたっぷりのお湯を沸かして、塩少々を入れて、ほうれん草(1)を根元からいれて、1~2分茹でる。冷水にとって水気をよく絞る。根元を切り落とし、長さ5センチに切る。

3.フライパンにごま油(大さじ0.5を中火で熱し、厚揚げ、にんじん、しょうがを入れて約2分炒める。(0.5カップ)、酒(大さじ1)、醤油(大さじ0.5)、オイスタソース(大さじ0.5)、片栗粉(小さじ)、砂糖(小さじ0,25)を混ぜ合わせ、フライパンに加える。混ぜながら約2分間煮てとろみをつける。ほうれん草を加える。ひと煮立ちさせる

 

 


◆感想

  ショウガが入ると食べにくいかなと思うけど、あまりショウガは気にならない。 オイスターソースが隠し味になっていて、食べやすい

                                                                                                                                

 

 

 

 豆腐とほうれん草の卵とじ煮

 
◆材料(4人前)

・ほうれん草、絹ごし豆腐、ちくわ、卵、出し汁、酒、醤油、みりん、片栗粉、塩

 


◆作り方

1. 豆腐(1)はペーパータオルで包んで水気をふきとる。ちくわ(2)は斜め薄切りにする。(2)は溶きほぐす。

2. ほうれん草(1)は4~5mm長さに切り、塩少々を加えた熱湯でさっとゆで、ザルにあげて水気をしっかりときる。

3.深型のフライパンに出し汁(カップ2)を入れて煮立て、(大さじ2)醤油(大さじ1)みりん(大さじ2)(小さじ2)で調味する。①の豆腐を大きくくずして加え、豆腐の芯まで熱くなるように2分ほど煮る。

4.ほうれん草とちくわを加えてざっと混ぜ、煮立ったところに水溶き片栗粉(小さじ2)を加えてとろみをつけ、溶き卵を回しいれて半熟に火が通るまで煮る。 

 

 


 ◆感想

   絹豆腐もほうれん草の柔らかく、味付けも優しいなので、高齢者の方も食べられると思います。ちくわもいい出汁になってます

  

 

ほうれん草、ゆで卵、ベーコンのグラタン

 

◆材料(4人前)

・ほうれん草、卵、ベーコン、バター、小麦粉、牛乳、塩コショウ、とろけるチーズ




◆作り方

.ほうれん草(1)は根元をきれいに洗って長さを3等分に切り、葉と茎にざっと分けておく。湯を沸かして塩少々を加え、さっとゆで、水気をよく絞る。グラタン皿に敷き詰めておく。

2.ベーコン(2)は長さを4等分に切り、フライパンに入れて火にかけ、さっと炒めてほうれん草の上にのせる。

3.(4)はゆでて、水にとって殻をむき、縦半分に切ってベーコンの上に並べる。

4.ホワイトソースを作る。フライパンにバター(大さじ2)を入れて弱火で溶かし、小麦粉(大さじ3)を加えてフツフツとしてくるまで炒める。牛乳(2カップ)を一気に加えて中火にし、よく混ぜながらひと煮し、(小さじ0.5)、こしょう少々で調味する。

 5.(4)(3)に流し入れ、とろけるチーズ(40g)を全体にふり、230℃に予熱したオーブンに入れて約20分、表面がこんがりと色づくまで焼く。

 




◆感想

  この料理は子どもさん向け間違いなしです。少し手間がかかりますが、手作りのホワイトソースのグラタンは格別においしいです。ゆで卵とホワイトソースとベーコンの組み合わせは最高です

 

 




 

 

ほうれん草と豚肉の卵炒め

 

◆材料(2人前)

・ほうれん草、豚肉、卵、醤油、みりん、油、塩コショウ

 



◆作り方

1.(3)をボウルに割りほぐして、塩コショウ少々を加える。豚肉(200g)は大きければ切る

2.ほうれん草(1)は、熱湯で130秒茹でる。水にとって水気をよく絞り、長さ4~5㎝に切る

3.フライパンに油(大さじ1)を中火で熱し、とき卵を流しいれる。ヘラなどで大きくかきませて、半熟状態になったら取り出す

4.フライパンを再び中火で熱して、豚肉を広げて入れて、色が変わるまで炒める。塩コショウを各少々ふり、②を加えてさっと炒める。醤油(大さじ1.5)みりん(大さじ1)を加えて混ぜて、を戻し入れてサッと炒める



◆感想

  簡単にできて、食べやすいです。塩コショウ味で下味をつけてるけど、醤油とみりんがよい味付けになってます 

      

                                                                                                                                

ほうれん草とニンジンのナムル

 

◆材料(4人前)

・ほうれん草、ニンジン、ごま油、塩コショウ、入り白ごま




◆作り方

1.ほうれん草(1)は、4~5㎝長さに切る。にんじん(80g)は斜め薄切りにしてから、千切りにする。

2,鍋に湯を沸かし、にんじんを柔らかくなるまで茹でて、網ですくって引き上げる。続けてほうれん草を茹でてザルにあげる。合わせ調味料として、ごま油(大さじ1.5)(小さじ0.5)、入り白ごま(大さじ2)、こしょう少々を混ぜた中に、ほうれん草、ニンジンを入れて和える。




◆感想

   副菜として食べやすいです。ほうれん草と言えば、胡麻和えか炒めものが多くなりがちですが、ナムルとして食べると新鮮です。大人の人に好まれそうな一品です       

 

 

 

 

 

ほうれん草は、料理方法や、味付けによっては子どもさんも食べやすい野菜なので、色々なレシピに挑戦できます。栄養豊富な貴重な冬の野菜なので、積極的に食べたいですね

安い時に多めに購入して、冷凍保存しておこうと思ってます


 

【ほうれん草の保存方法】

・全体を湿らせた新聞紙で包み、ビニール袋に入れる

・冷蔵庫にたてて保存すると新鮮さが長持ちする。4~5日もつ

・冷凍する場合は、塩を入れて硬めに茹でて、小分けにしてラップしておく 

 

【ほうれん草の美味しさ見極め】

・葉の裏側の緑が濃い

  ・葉先までピンとしている

  ・根元、切り口がみずみずしい

 

【ほうれん草の種類】

  ・サラダほうれん草 生食用で下茹でしなくても食べられる。葉が柔らかくてアクがない
  ・ちぢみほうれん草 葉肉が厚く、甘みが強い
  ・東洋種  葉肉が薄く、葉先がとがっている
  ・西洋種  葉肉が厚くおおきい
  ・交雑種  現在の流通の主流

 

 

【ほうれん草の旬】

・11~1月 冬の野菜

 

  

 

ほうれん草、積極的に食べよう~